- 2020-11-25
- 社員インタビュー
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- PGW所属選手のユニフォームに込められた”想い”とは? グローバルセンス社長、工藤さんにインタビュー! はコメントを受け付けていません
皆様こんにちは!グローバルセンス株式会社プロモーショングループの阿部です! グローバルセンスにはPGW(プロゲーマーズワールド)事業部というものがあります。「正社員プロゲーマー」としてますます活動を広げていく選手が所属している事業部ですが、この事業部に関してさらに深く知っていくため、当社代表の工藤にインタビューを実施する運びとなりました。
阿部:お疲れ様です!GS(グローバルセンス株式会社)プロモーショングループ所属の阿部です。
本日、工藤さんにPGWのユニフォームや、チームそのものに関してのインタビューをさせていただきます。よろしくお願いいたします。
阿部:初めに、PGWのプロたちにユニフォームを用意しよう、と思い至った理由はなんでしょうか?
工藤さん:まず前提として、選手一人ひとりの持つ個性を大事にしているよ。
ここでいう個性というのは見た目、性格、プレースタイルのこと。 PGWのプロ4名は、1人1人ゲーマーとしてリスペクトしている面がある。そして、リスペクトしているのは「腕前」だけではない。勝ち負けも大事だけど、それだけではなく日常の中で発揮された「らしさ」を発信していくのがPGWの大切な仕事と捉えてるのね。その人ならではの「キャラクター」を含めて、ファンが増えていく、というのが僕の理想であり、方針かな。
「らしさ」の例でいえば ストリートファイターⅢ 3rdSTRIKEでギガスを出す、JK(ジャンプキング)を目いっぱい楽しむはやお、とかね。
純粋に総合的な「プロゲーマー」としてプロモーションをしていきたいという方針のもと、ユニフォームを提供しているよ。
ゲームとよりシンクロさせたり、戦略的に感じたときに、そういう意味でユニフォームは統一せず、個性を出すために別々の衣装を各選手に買っているね。
「ゲームっぽさ、ゲーマーっぽさ、おしゃれ」がキーワード。
(ユニフォーム以外の面では) ゲームの世界観のシンクロとしてのヘアスタイルにこだわりを出しているよ。
阿部:それぞれの選手ごとの特徴をとらえたユニフォームですが、工藤さんが選ぶ、お気に入りのユニフォームは?
工藤さん:皆格好よくしてるけど、一番フォーカスさせているのは伝説のオタクかな。
伝説のオタクにフォーカスしているのは、サムライスピリッツに注力している日本のプロゲーマー、としての知名度がここ最近上昇してるから。海外勢からも注目されているし。
世の中の流れや、タイミングを考慮してフォーカスを置く選手やポイントを都度変えているよ。
フォーカスの例としては、レンに買ったドルガバ(Dolce&Gabbana)のユニフォームも挙げられると思う。最初はレン本人が躊躇していたけど、RAGEでの大会等を通してかなり似合うようになったね。あとはレン自身が痩せて、より引き締まった体形になったのも似合う理由の一つではあるよね。
阿部:季節によって洋服は厚いものや薄いものを着こなすのが一般的ですが、ユニフォームの衣替えの時期は具体的にいつでしょうか?
工藤さん:理想としては3シーズン(春夏秋、秋冬春)かな。
毎年2着ずつ買いたいけど、費用の問題もあって、あまり現実味がないねー 。
現状としては、秋に着れるものだったら大丈夫かなと。
毎年1着ずつ、が現実的だね。毎年春物が出たときに、1着ずつ買えれば。
阿部:ユニフォームから少し逸れますが、プロゲーマー という職業に従事している人たちは何かしらの「ドラマ」を生み出している印象です。勝ち負け以外の面含めて、PGWの活動を見て印象深かったことはありますか?
工藤さん:印象深い、というよりは自分の実感になるけど、負けた面をみて、いいゲームだった、と思ったことは一度もない かな。課題ありきの負けだと思ってる。
見ている側としても一緒に悔しい思いをしている。ただ、 勝たなきゃ仕方ない、勝ってナンボ、とは思ってなくて。
こだわり、美学も含めて「プロセス」も含めて、全部そういったのもプロモーションする。
阿部:なるほど、この方針は最初の質問に対する答えにも繋がりますね。
工藤さん:例として、自分が同行したEVO2019において、勝ったり負けたりしたときに、もっとエモーショナルでいてもいいんじゃないかな、と。「プロ」として人からの見られ方はとても重要だと思っているから。
阿部:いわゆる海外勢は、かなり感情爆発させている印象ですね。
阿部:様々な団体や個人の方々がプロゲーマーというものについて着目している時代ですが、改めて今工藤さんが推している法人やチーム、個人はいますか?
工藤さん:個人的に推してるのは、小路KOGさん(@kkkog)だね。
KOGさんは積極的に行動して、スポンサー経由ではなく自分からプロモーションしていく姿勢に優れていると思う。
スポンサーからしたら、ゲームメイクではなく、目立つことがプロモーションにつながると(僕個人としては)考えているから、esportsプロプレイヤーの、一つのあり方としてKOGさんは参考になるね。
阿部:esportsチームがどんどん増えていく過程で、厳しい局面に立たされることも現実としてあるとは思いますが、自チーム(PGW)の今後について、工藤さんが考える展望は?
工藤さん:自チームのこれからとして、PGWは「タレント」だと思っているので、「呼ばれやすい、esportsの人」として認知が広まるといいね。
僕のポリシーとして….
「プロゲーマー=ゲームが仕事
配信=ファンサービス、プロモーションの一環 」
ととらえているから、厳密には別物という認識だね。
未来とか展望については、3年後、5年後はどうなるかを考えたとき、ある種の「縛り」があるのは厳禁とも考えているから、個性 や らしさ の発信の大切さにつながるような活動を続けていきたいね。
阿部: 最後になりますが、プロたちに工藤さん側から聞いてみたいことは?
工藤さん:特にないかな。疑問が浮かんだ際は、都度聞いているので。
阿部:都度聞いているということは、それだけお互いを信頼していることの表れでもありますね。
阿部:「らしさ」の発信に関する点で特に、工藤さんのチームに対する純粋な”想い”を感じることができました。
インタビューを通して、選手一人ひとりが活躍できる環境を整えることの大切さを実感し、またプロモーションをするという視点に立っても、「未来はどうありたいか、どうよくしていきたいか」を常に考えながら私も活動や仕事を頑張ります。
インタビューをお受けいただきありがとうございました!
工藤貴之(@GsKudo)
グローバルセンス株式会社代表兼PGWオーナー
ポリシーは
・やりたい事よりやるべきことを重んじる
・お客様には誠実に、仲間には正直に
・なにごとも楽しむ
インタビュアー:阿部
2018年12月 グローバルセンスに入社。IT業界は初めての分野となる。
現在は常駐先にて、SQLを主に扱いつつ契約顧客管理システムの運用保守支援に従事。
最近はクーペレーションカップ2021に向けて3rdをガッツリ修行中。家でハマってる格ゲーは、DBFZ(ドラゴンボールファイターズ)