- 2018-11-2
- 社員インタビュー
- PGW, インタビュー, エンジニア, グローバルセンス, システムエンジニア, デザイン, プログラマー, プロゲーマー, ワーママ, 営業, 工藤貴之, 津田沼, 社員インタビュー
- コメントを書く
今回は満を持して、代表取締役である工藤貴之さんにインタビューしてお話を聞いてみました。
多様なメンバーを束ねる工藤さんの想いやその過去、これからのお話など、様々な角度からインタビューしていきたいと思います!
工藤貴之さん
グローバルセンスの代表取締役。
過去の幾多の経験から『誰もがどんな時も幾つになっても活躍の場がある事業集合体になる』というビジョンを達成するために同社を創業。
会社の役割は「みんなの”拠りどころ”」社長の役割は…なんだろう?
山口:よろしくお願いします!まずですが、会社内での役割について伺いたいです。
工藤さんが代表取締役ということはもちろん理解していますが、さらに踏み込んでグローバルセンス(以下GS)の組織内での具体的な役割を教えてください。
工藤:よろしくお願いします。トップ…って感じでも、お頭…という感じでも、親分という感じでもなく「いつでも、どんな時も、その存在に希望や安心を感じられる存在で在ること」です。日本語難しいです。。。
山口:なるほどですね。おっしゃる通り、他のメンバーの方にお話を聞くと、工藤さんにそのような安心や希望を感じていらっしゃる方も多くいるように感じます。
工藤さんは社員の方からとても好かれていると思うのですが、人からそのように信頼されたり惹きつけたりするコツがもしあったら教えて欲しいです。
工藤:実は好かれているという自覚も自信もないですよ。
ただ僕が意識している事…というか生き方は
・人の想いを大事にする
・おせっかい(よく言えば親身に考えて動く)
だからピタッと会う人には安心な人で、これが合わない人には面倒な人って感じるんじゃないかなぁ。
周囲に残っている多くの人は合う人なのかも。その結果「好かれている」と言う印象を周囲からもらえているのかもしれません。
当然、僕のことが大嫌いな人もGSの外にはいるはずですが、それは上記の生き方がその人たちと合わなかったというだけなのかなと捉えています。
山口:たしかに人への想いもおせっかいなところは、どちらも工藤さんだけでなくGSという組織全体からも強く感じるところですね。
基本的にみんな他の人のことを否定しないし、親身に優しくいてくれるイメージがあります。
(全社会でメンバーと仲良くお酒を楽しむ工藤さん)
多くの体験があったからこそ「創りたい世界」がある
山口:ビジョンに『誰もがどんな時も幾つになっても活躍の場がある事業集合体になる』と掲げていますが、こちらはどうしてこのようなビジョンになったのでしょうか?
工藤:では、まずそもそも起業しようとしたきっかけのところからお話しますね。
以前、社員として働いていた人材派遣会社時代にお客様を見ていて、登録型派遣社員の働き方だけでは将来が安定しないことやキャリアアップしづらいという現実への不条理を感じたんですよね。
その時、「あ、派遣であっても自分が正規雇用をすればいいじゃないか!」とふと思い、最初の会社を立ち上げました。
そして、経営をしていく中で、隣で働くメンバーに対しても「もしこの人が数時間後に車に轢かれてしまったら生活はどうなるの?」「たとえ治っても後遺症が残ったら、この人の老後はどうなるんだろう?」と考えるように気持ちが変化していくのも自分自身で感じていきました。
これらの体験から、今のビジョンである『誰もがどんな時も幾つになっても活躍の場がある事業集合体になる』という世界観が生まれました。
今振り返れば、もともと自分自身も今までの人生で、中卒で社会に出た経験やココロの病気になった経験もあります。だからこそ余計に「どんな人でも安心して居場所を感じられるように、笑顔で活躍できるように」という想いが強いのだと自覚しています。要は自分が欲しい世界なのです。
(綺麗事ではなく、過去の経験から本気で「どんな人にも安心と笑顔を」と工藤さんは考えています)
山口:なるほど、まずそこの原体験があったからこそのビジョン・事業スタートだったのですね。
だからこそ、GSには他の人を否定しない文化だったり、すぐに誰でも受け入れる姿勢があるところにも、工藤さんの想いや言動からにじみ出ているものを感じます。
ここからは事業面に話を移しますが、現在はIT産業におけるSES派遣・常駐、受託開発サービスを中心に事業を展開していますよね。これからもこの領域の拡大を目指していくのでしょうか?
(SES=システム・エンジニアリング・サービス。クライアント先へ常駐して開発等を進める業態のこと)
工藤:もちろん、既存事業をより強固なものにしていくことは大前提であり大切なことです。ただし僕にとってのITは基盤事業であって、この事業だけがGSの全てではないと考えています。
あくまでIT産業は明るいというか土台として存在し続け、無くならないと判断しているので、まずはITの世界で成長していきます。同時に2期目に入った今年度は新事業もスモールからスタートさせます。
僕らは「堅実なチャレンジャー組織」を軸において活動しています。だからこそ、言行一致で堅実に足元を固めつつ「安心」の上で、ビジョン達成のために今のGSにはない事業をも創っていきます。
山口:そうですよね、様々な事業集合体によってビジョンを達成していくのがGSですもんね。
これから手がける事業も非常に楽しみです!
※実はここでは語られていない工藤さんの想いや過去の経験などはGSの公式HPに載っています。
さらに知りたい方がもしいらっしゃったら、ぜひ下記URLご覧ください!
https://gb-sense.com/interview
「社長の仕事」の中心にあるものとは…?
山口:あまり社長の1日を公開している企業も少なく、「社長って何をしているの?」という方も多いと思うので、もしよろしければ工藤さんの1日のスケジュールを聞いてもいいでしょうか?
工藤:もちろん、オッケーです。
◆平日のスケジュール
07:00 メール、ハングアウト、LINEなどチェック対応
08:00 もう一寝入り
10:00 入浴〜身支度
12:00 経営に関すること、 営業判断(SESに関する重要事項)、営業活動(受託に関する分野)
18:00 社内社外を問わず人との交流(オフィスにいるときはみんなの晩飯作り)
24:00 帰宅
01:00 今日の自己整理と明日にすべきことの整理
01:30 残務あるいは読書や調べ物
03:00 就寝
(工藤さんの普段のお仕事の様子。ビジネスに関しては非常にシビアに考えています。)
山口:ありがとうございます!詳しく聞いてみたいことがいくつかあるのですが、その中からピックアップして…。
まず、12時の「経営に関すること」ですが、これは具体的にどういったことなのでしょうか?
工藤:「思考と決断」が社長の仕事です。
そして、思考と決断の中心に置いていることは
・みんな喜ぶかな
・みんなが希望を感じられる未来があるか
・みんなの近い未来の楽しみにつながるか
さらに、これを叶えるために必要な作業は以下の内容です。
・事業育成方針と戦略、PDCA
・事業計画の検討と試算、PDCA
・新事業の立案とシミュレーション
・新事業を立案できるだけの教養を広げ深める勉強と交流
・上記に紐づくヒトモノカネの調達
・これらを発揮できる自分で在るための日々の交流と鍛錬
山口:細かく教えていただきありがとうございます。
GSでは「楽しそうならやる」というスタンスがあるので、まずそれを根底に置いていらっしゃることに納得ですし、何より社員が楽しんでいるというのがインタビューしている僕自身とてもよく会社全体から伝わってきています。
前にインタビューした管理グループの愛さんもGSを楽しんで愛しているのが印象的でした。
工藤:そうですね、自分たちがワクワクすることをやる。ワクワクできるようにやる。
もちろん仕事をしていれば大変なことやつらいこともあるけれど、「何のために頑張っているか」「誰のために頑張っているか」が明確にあれば、それらは必ず乗り越えられるので。
まさかの、社長が手料理を日々振る舞っていた!
山口:また、18時の「みんなの晩ご飯づくり」ですけれど、まさか社長が直々に料理をしているのでしょうか…?
工藤:はい、本当です。もともと料理は好きなほうなので。でも夜はオフィスにいる日の限定です。
一人暮らしも多いし、働くママもいる。残って開発してるメンバーもいれば、残ってゲームしているメンバーもいる。日によってまちまちだけど、誰かが何かで残ってる。だったら、ご飯作っちゃえば、みんなで食事できるし、働くママが帰る前に料理を仕上げれば、持って帰らせられる。そしたら夜ご飯の一品の手間が減るよ。イイことづくめだし、合理的。
最近では大型のBBQガスグリルやシュラスコサーベルなど、色々なものが増えていきました…
(工藤さんが手料理をメンバーみんなに振舞うことは日常的な光景)
山口:お話を聞いているだけでメンバーの方への愛と料理の美味そうなイメージが伝わってきました。
そんな工藤さんのお料理を食べられる機会は社外の方にもあるのでしょうか?
工藤:遊びに来てもらえれば作りますよ。社員たちの手料理なら「ココ飲み」です。
ココ飲みって社内イベントとして行っている飲み会イベントなのですが、GSに興味を持っていただいた方は全員ご招待しています。ちなみに「ココ飲み」は「いまココで飲んでます」の略称から名付けられています。
https://www.wantedly.com/companies/gb-sense/projects
また、今年(2018年)の9月下旬には社内外関係無く参加できるBBQも公園などに出向いて行う予定です。
GSってSES派遣企業にしては珍しく、こういう外部の方も大歓迎のイベントも多いので、ぜひ気軽に足を運んでいただければと思います。社内のメンバーもやわらかい人柄など接しやすい人が多いので、ぜひ遊びに来てもらえたらなと。大丈夫、来てくれた人を放っておきません。居場所は創るし、そもそもあるから。
山口:たしかに「ココ飲み」なら、実際に働かれているメンバーのお話やらオフィス環境(なぜかVRがある…)まで、色々と社内のことが見れますもんね。 興味のある方はぜひこちらへGoです!
(※最新イベントはGSのFacebookページのイベントページをチェック!)
グローバルセンスに興味を持った方へのメッセージ!
山口:最後にこちらの記事を見てGSに興味を持った!働いてみたい!という方に何かメッセージをお願いします。
工藤:GSという組織は「ビジョン・思想・文化」が合うか否かを大切にしています。そして、僕は内定を出しません。自分を飾らずに「ビジョン・思想・文化」を伝えます。その情報から入社の是非を決めるのは応募者自身。なので、新卒だとか中途だとか未経験だとか関係ありません。GSに来たらスキルも過ごし方もメンバーとの接点とか、きっちり面倒見ますから。
まずは社内イベントにでも来ていただいて、ご飯でも食べながら一緒に色々お話しましょう。
その際は他のメンバーもいるので、GSのカルチャーを肌で感じるにはピッタリな機会だと思います。
あと、最近twitterを始めたので、もし僕の考えなどに興味をお持ちになられたらぜひご覧ください。
人生経験で感じたこと(恋愛や生き方)、経営者人生で感じたことや想い、基本的に自分の失敗から感じたことを発信しています。
たまに新事業に関する発信もさり気なく…。
Twitter:
https://twitter.com/GsKudo
—–工藤社長、ありがとうございました!
以上、グローバルセンス代表取締役である工藤貴之さんへのインタビューでした。
お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。